オオサンショウウオの種類

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オオサンショウウオと聞くと、日本の川に住んでいる大きな生きものを思い浮かべる人が多いかもしれません。
でも、実はオオサンショウウオにはいくつかの種類があり、日本だけでなく世界にも仲間がいます。
ここでは、代表的なオオサンショウウオの種類について、特徴や生息地などをわかりやすく紹介します。

日本オオサンショウウオ(在来種)

日本オオサンショウウオは、日本の川や山あいの清流に生息している世界最大級の両生類です。
体長は大きいもので1.5メートルを超えることもあり、重さも20キロ以上になることがあります。
主に本州西部、特に京都府や広島県、岡山県などのきれいな川で見られます。
夜行性で、昼間は石の下などに隠れて過ごし、夜になるとエサを探して活動します。
エサは主に魚やカエル、エビなどの小動物です。
日本オオサンショウウオは国の特別天然記念物に指定されていて、捕まえたり、飼ったりすることは禁止されています。
自然の中で静かに暮らしているので、見かけてもそっと見守ってあげましょう。

チュウゴクオオサンショウウオ

チュウゴクオオサンショウウオは、中国に生息している世界最大の両生類です。
日本オオサンショウウオよりもさらに大きくなることがあり、最大で1.8メートルほどに成長することもあります。
中国の山間部の川や湖などに生息していますが、近年は生息地の減少や乱獲などの影響で、数が大きく減っています。
そのため、絶滅危惧種に指定されており、保護活動が行われています。
中国では昔から薬用や食用として利用されることもありましたが、今では保護のために捕獲や取引が厳しく制限されています。
チュウゴクオオサンショウウオは、日本オオサンショウウオとよく似ていますが、顔つきや体の模様に少し違いがあります。

ヘルベンダー

ヘルベンダーは、アメリカ合衆国東部の川や小川に生息しているオオサンショウウオの仲間です。
日本や中国のオオサンショウウオと比べると体は小さめで、最大でも70センチメートルほどです。
体の色は茶色や灰色で、体表にはしわが多いのが特徴です。
水のきれいな川に住んでいて、主に魚やカニ、小さな水生昆虫などを食べて暮らしています。
ヘルベンダーも近年は生息数が減っており、絶滅が心配されています。
アメリカでは「Hellbender(ヘルベンダー)」というユニークな名前で親しまれています。